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管理栄養士がこっそり意識している、年末年始ダイエット5ヶ条

こんにちは、管理栄養士のちゃこです。12月になり、早いもので今年も終わりに近づいてきました。ダイエットの調子はいかがでしょうか?年末年始はイベントも増えるので、ダイエットするのが難しい…と思っている方も多いのではないでしょうか。今日は私が『年末年始にこっそり意識していること』をご紹介します。食事はもちろん、ダイエットに大切なあれこれをご紹介していきますのでぜひ参考にしてください。


1. まずは、「カラダに対する正しい理解、そしてココロのケア」を。

年末年始はごちそう続きで体重が増えたり、見た目が丸くなった気がして「太った(=脂肪が増えた)」と落ち込んでしまいがち…。ですが、その増えた体重のほとんどは「水分」なのです。糖質や塩分が、体内で水分と結びつき蓄えてしまうため、一時的に体重が増えているだけです。短期間での変化は脂肪ではなく、「水分によるむくみが原因の場合が多い」と理解すること。そうすることでダイエットに大切なココロ(メンタル)を保つことができます。

むくみ対策
・食べた後はできるだけこまめに動く(=糖質消費)
・カリウム豊富な食品(バナナ、ほうれん草)を摂る(=塩分排出)
・ストレッチや軽いマッサージ、湯船に浸かって血流を促す(=水分排出)
・白湯を飲む(=代謝サポート)


2. 会話をメインにゆっくり味わう

人と集まることが多いこの時期。普段会わないあの人や、お世話になっている顔ぶれまで、色々な人たちと集まり、食事を囲むことはとてもうれしいことです。年末年始で増える会食では、「食事ではなく、会話をメインに」。食事はあくまでサブ目的という意識をすると良いでしょう。

方法
・人との時間を楽しむことを一番に意識する
・一口食べたら箸を置いて味わう


3. タイトな服を着て過ごす

寒くなると、ついつい体型の分かりにくい服を選びがち。しかし、そこであえてタイトな服を着れば、自然と「食べ過ぎないようにしよう!」と、意識を持てます。特にウエストラインが分かる服は効果的。食事の量を調整する心理的な効果が期待できます。

ポイント
・「ゆるめの服=心もゆるむ」と覚えておきましょう
・普段の部屋着も少しおしゃれでフィット感のあるものにしてみるのも◎


4. 動ける機会をとことん活用する

年末年始は、大掃除、料理、初詣など、意外と動くイベントが多いもの。これを「チャンス」と捉えて、できるだけ体を動かすようにしましょう。

・大掃除:掃除機がけや雑巾がけは全身運動。スクワットのように意識して動くとさらに効果的
・初詣:近所ではなく少し遠くの神社まで歩いてみる
・家族でのゲーム:体を使うゲームやストレッチもおすすめ


5. 「完璧主義」をやめる

1番目に書いた”カラダへの理解”でもお話ししましたが、ダイエットにおいて、メンタルの健康は本当に大切です。「食べ過ぎちゃった...」「運動できなかった...」と落ち込むのは逆効果。ダイエットは長期戦なので、年末年始の数日間だけで挫折する必要はありません。その後リカバリーすれば大丈夫、という余裕のある心持ちでいましょう◎

アフターケアのコツ
・食べすぎた翌日は野菜中心のメニューにする
・軽い運動で体を動かす
・体重計にはすぐに乗らない!(心の負担を減らすため)


いかがでしたか?今日ご紹介したのは、すぐに実践できることばかり。そして私がダイエットをする上でとても大事にしている考え方です。「ダイエットはあくまで長期戦」。健康的なスタイルでいるために、一喜一憂せずに一歩ずつ一緒に頑張っていきましょう。

みなさんにとって2025年も素敵な1年になりますように。

ちゃこ