ダイエット基礎:01 太るしくみ
みなさんこんにちは、管理栄養士のちゃこです。
今日はダイエットの基礎的なお話し。今回は『太るしくみ』についてお話しさせてください。ダイエットの成功には、正しい知識と持続可能な習慣が必要です。ダイエットの基本的な考え方を理解し、健康的な体重管理を実現しましょう。
◼︎摂取エネルギーが消費エネルギーを上まわるときに太る
ダイエットは難しいと思われがちですが、太るメカニズムは意外と単純なんです。私たち人間は「 摂取エネルギー 」が「 消費エネルギー 」を上まわるときに太ります。
この摂取・消費エネルギーは「カロリー」という単位でも知られています。
このエネルギーというのは、人間にとってガソリンのようなもの。食事をすることでカロリーという名のガソリンを体に取り込み(摂取エネルギー)、生命を維持するためや、日常生活の中で使われます(消費エネルギー)。消費エネルギーが摂取エネルギーよりも多くなると、体内でエネルギーが余ってしまい、脂肪細胞に蓄積して体脂肪になることで、太ります。
◼自分に合った1日に必要なエネルギーを知る
1日に必要な摂取エネルギーの量は、年齢や性別、活動量によって異なるので、自分の身体活動レベルに相応する必要エネルギー量を理解することで、体型コントロールがしやすくなります。
◼バランスをとる
これらをコントロールしてバランスを取るには、
・食事で摂るエネルギーを減らす
・運動で消費するエネルギーを増やす
・あるいはその両方を組み合わせること
で実現できます。
もちろんそれだけでなく、エネルギーの中身である、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルについても知っていただきたいのですが、まず今日覚えて欲しいのはとにかくエネルギーのバランスが大切だということ。今日はこれだけ覚えてもらえたら嬉しいです。
続きは、次のダイエット基礎の記事でお話しさせてください。