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コンビニダイエットのすすめ

みなさんこんにちは、管理栄養士のちゃこです。

「ダイエットをしたいけれど、自炊する時間がない…。」「何を食べればいいかわからない…。」そんな時におすすめなのが、手軽なコンビニ商品。最近はダイエット向きなコンビニ商品がたくさん出てきています。



コンビニダイエットとは?

コンビニダイエットとは、コンビニの商品を活用しながら行うダイエットのこと。コンビニダイエットの1番のメリットはなんといっても、ダイエットで1番難しい「食習慣の改善がお手軽にできる」ということです。
食習慣を改善するためには「労力の少なさ」がとても重要で、どれだけ体に良い食品でも、遠方のお店でしか手に入らなかったり、購入するのに時間がかかったり、調理するのに手間がかかったりすると、食生活に定着しません。 一度きりのヘルシーな食事だけでは、ダイエットは成功しないのです。コンビニは、近くにあって、すぐに買えて、商品の調理の手間がない。食習慣の改善においてこの近距離・時短・即食という「労力の少ない」コンビニはダイエットの強い味方になり得るんです。


コンビニダイエットの具体的な方法

  1. カロリーを考える
    1食当たりのカロリーを決めて、その範囲内でコンビニ食を選ぶようにしましょう。
    例えば… 、1日の摂取カロリーの目標が1,500kcalで朝昼夜のカロリーバランスを2:2:1としている場合、お昼ご飯のカロリーは600kcalになります。お昼ご飯をコンビニで買う場合は600kcalを目標に選んでください。(摂取カロリーの目標がわからない方はこのようなサイトから計算してみてください)

  2. 栄養価の高いものを選ぶ
    ダイエット中に特に意識して摂取してほしい栄養素はたんぱく質。そのほかにも糖質、脂質、野菜をバランスよく摂りましょう。栄養をしっかり摂ることで満足度が高まり、食べ過ぎ防止になります。

  3. 満足度をコントロールする
    よく噛んでゆっくり食べる。たんぱく質と脂質は腹持ちがいいので、良質なものを摂れるように意識しましょう。

コンビニダイエットの注意点は、お菓子などの誘惑もあるのでそれらに流されないこと!その時食べる分だけを買うことを意識してくださいね。


おすすめの食事パターン

典型的なパターンは以下の通りです。

主食:栄養価の高いブランパンやもち麦入りのおにぎりを選ぶ。
主菜:シンプルな調理法の魚や肉の主菜をチョイス。
副菜:野菜や汁物を加えて定食の形を意識する。

具体的なおすすめの食事の組み合わせもご紹介します。

◾️パターン1
主食:
もち麦入りおにぎり<糖質>
主菜:
魚(鯖の塩焼きやホッケの塩焼き)<たんぱく質&脂質>
副菜:
ミックスサラダ<野菜>
◾️パターン2
主食:ブランパン<糖質>
主菜:
ゆで卵や鶏肉が入ったサラダ<たんぱく質&脂質&野菜>
副菜:
ミネストローネ<野菜>
◾️パターン3
主食&主菜:ビビンバ<糖質&野菜&脂質>
副菜:
高たんぱく質ヨーグルト<たんぱく質>


コンビニダイエットの目的は、手軽でヘルシーなコンビニ商品の力を借りることで、より良い食習慣をつくり余計な体脂肪を減らしていくことです。誤解しないでいただきたいのは「全ての食事をコンビニで済ませる」ことではないということ!ヘルシーなコンビニ商品を活用して、少しずつ食習慣を作り、ダイエット成功に近づきましょう。


今週のお弁当

コンビニのものは食べなさそう、と言われることもありますが、全然頼らせていただきます文明の発明。びっくりするくらい仕事が忙しかった週。もちろんお弁当を作る暇もなければ、デスクから離れられない…!そんな時に買ったコンビニ商品達。このセブンイレブンのチキン&チリはおいしくて腹持ちもよく、主食&主菜どちらの役割も補ってくれるので結構リピート中。副菜を摂りたかったけどデスクだと食べづらいものが多いのでお気持ちのパイナップル。